新生活家電・家具の選び方

結婚式のその後に

期待に胸ふくらませ、彼との甘~い新生活を夢見て……。
と、幸せ気分に浸ってばかりもいられません。新しい環境で、しかも「同居人」が出来るということは、生活に必要なものも変わってくるのです。

[新生活に必要なものを相談して]

●何が必要かよく考えよう

何が必要かよく考えよう 例えば、これまでひとり暮らしをしていた人。当然、最低限の家電製品や家具などは持っていますよね?
「これ、そのまま持っていけばいいや」と簡単に考えているあなた、本当に大丈夫? ひとりの時はジャストサイズのものでも、ふたりになると「小さくて使えな~い!」ということだってあります。

af301 また、ひとり暮らし同士の場合、重なってしまうものだってあります。
2LDKの部屋に冷蔵庫が2つあっても仕方ないでしょ?
購入せずに持ち寄る場合は、まず、新生活で十分に使えるかどうかをよく考えてみましょう。

そして、2つあるものは、どちらが使いやすいか、持って来やすいかを考えて決めます。
使わなくなった家電をリサイクルショップなどに引き取ってもらって、その売上金を購入資金に充てるのもいいかも。でも、あんまり高く売れると期待しないでね。

●家電選びのポイント

af302家電選びのポイント   毎年、新製品がどんどん発売され、いろんな便利な機能がついてくる家電製品。買う時にまず考えて欲しいことは「本当に必要な機能なのか」ということ。目新しい機能についつい惹かれて「高いけど、買っちゃえ!」と購入したのはいいけれど、結局、使いこなせてない……なんて話、よく聞きます。
まず、本当に自分たちにとって必要なのかを判断してみましょう。

選ぶ時のポイントとして、消費電力もしっかりチェックしましょう。
特にエアコンや冷蔵庫などの電気の消費が大きいものは、省エネタイプのものとそうでないものでは、光熱費が大きく違ってきたりもします。
冷蔵庫は、消臭・抗菌機能も見逃せないポイント。また、ドアの位置もしっかり確認して、自分が使いやすいデザインのものを選びましょう。
洗濯機は「洗剤がいらない」「乾燥機一体型」など、どんどん進化してきました。汚れ落ちの機能だけでなく、節水・節電というところにも注目したいものです。

エアコンは、空気清浄機能のものが出ています。「ニオイが気になるの…」という人にはおすすめです。
冷房として使うことを考えると、ドライ機能が充実しているものがよいでしょう。
掃除機は、今や「省エネ・音が静か」があたり前。部屋の構造なども合わせて、使いやすいのもを選びます。
部屋が壁などで仕切られて、それぞれ独立している場合、いちいちコンセントを差し替えなければなりません。
そういう煩わしさがイヤ、という人にはコードレスがぴったりです。
「軽いのがいい」「やっぱりガンガン吸いこむやつ」など、自分のニーズにあったものを選ぶとよいでしょう。

●家具選びのポイント

af303  まず大切なことは、新居の広さを確認して、最低限必要なものを揃えることです。狭い部屋にあれもこれもと欲張っていろいろなものを置いてしまうと、圧迫感ばかりを感じてしまい、せっかくのふたりの新居がくつろげない場所になってしまう可能性も大。

「大きなベッドが欲しい! 」という人も、4畳半しかない寝室では、入りきるかどうかもわかりません。部屋の広さに合わせた家具を揃えることがポイントです。

また、家具のサイズと設置したい場所のサイズも必ず確認しておいて。せっかく買ったのに置けなかった……、では悲しすぎ。
設置場所だけでなく、玄関口や部屋の入り口、マンションなどの場合、ちゃんと玄関まで運んでこれるかも忘れずチェック!
部屋別のコーディネートの基本ポイントもきっちり押さえておきたいものです。

まずはリビング。お客さまをもてなす「公」の場でもあり、毎日のくつろぎタイムを過ごす場所でもあります。
カーテンやカーペット、家具などの色調を合わせると、まとまりが出て、落ち着いた雰囲気になります。また、ふたりのセンスをアピールする場所でもありますので、個性的な家具をポイントにおいてもいいかも。

寝室は「快適さ」がキーワード。自分の好きなイメージを思い描いてみて。
大好きな色を基本にもってくるのもよいでしょう。心休まる色の、ブルーやグリーンなどは特におすすめです。いくら好きな色だからといって、原色を基調にするのはおすすめできません。カーテンやベッドリネンの色や素材を統一するとすっきりします。

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